Lyric

闇が深く染まるほど

祈りは強く　燃えあがる

砕けた声も　届かぬ涙も

誰かのために　生まれた強さ

傷だらけでも　信じる心は

この胸にまだ　確かに脈打つ

崩れた未来に　手を伸ばしても

過去を憎まず　進むだけ

夢の跡に咲く　刹那の花よ

一瞬（ひととき）でいい　光になれ

終わらぬ痛みも　果てなき闇も

この命が　背負ってゆく

願いを断ち切る　刃じゃなくて

繋ぐための　焔となれ

何度失っても　何を奪われても

守りたいものがある限り

滅びの中で　見えた希望を

もう一度　この手で灯す

たとえ名を失い　形が消えても

絆だけは　終わらない

誰かの記憶のなかで　生き続ける声

それは祈りか　それとも誓いか

散ることさえ　選んだとしても

願いは　次の時代へ

零れた涙が　土に染みて

また誰かの　命となる

痛みの数だけ　輝きは増す

絶望の夜を　裂く炎よ

倒れながらも　立ち上がるたび

物語は　終わらない

すべてを賭けた　その一瞬が

永遠よりも　強く燃える

誰かの明日を　信じた証

それがきっと　"今を生きる"ということ