Lyric

あたたかくてずっと深い青の空

日付を超えた寒さをベランダで受け止めて

もういいかなってため息　たばこを咥えた

煙と同時に通り過ぎて行った流れ星

この景色を君に伝えたくて

僕の全てを使って唄にするけど

それがどうしたんだよ　一体なんだっていうんだよ

僕だけが見た光は君の世界にはいない

遠い空の向こうが底に見えた時も

数えきれない星を数えてしまった時も

心の奥の方はずっと深いままだから

逃げ場もなくて

ひとりにしないでよ

いいんだよ　ごまかしきれやしないけど

答え見つけたフリして唄にしたけど

それがどうしたんだよ　何も変わらないだろ

それでも深い底の鏡に手を伸ばすよ

伝えたいことはこの景色じゃなくて

僕の内側のこと　全部自分のことだけど

これでいいんだよ

僕が星になったとしても誰にも見えないけれど

僕の全てを使って流れ星になるよ

あたたかくて　ずっと小さい僕の部屋

受け止められた寒さを布団に持って帰ろう

冷え切った手で次は何を唄うのだろう

ひとりにしないでよって声が

そのまま帰ってきたよ