歌詞

目覚めた知らない朝 木漏れ日の差さない広い部屋

風通しの良い窓から図々しくも流れ込んだ

夢と未来とひとつまみの不安

ここはホームタウン 生まれ育った場所

見慣れたライト、ポスターの跡、壊してしまった工具のカッター

今日はホームタウンシック 泣きたい時くらいあるだろう

紅い太陽が湯船に浸かってく

昨日より新しい時間 当たり前になる今日という明日

生活のBPMと日常のBGMで構成された

"生きる"というセットリスト

リビングに飾った造り物のパキラは

今日も青々と真っ直ぐに背伸びをしてるよ

今日はホームタウン いつだって帰りたいよ

無駄な張り紙、電源の場所、メモ書きのパスワードを閉まった箱

今日はホームタウンシック 泣きたい時くらいあるだろう

泣きたい夜くらい、あっただろう

嬉しいかな、楽しいかな、苦しいかな、辛いかな

好きかな、嫌いかな、興味はあるかな、明日は来るのかなぁ

ありがちな感情と感性を感動と歓声に仕上げるレシピは

ネットにも本にも載っていなかったんだよ

載っていなかったんだ