Seisaitenka (feat. Shikkoku-no Methane) Front Cover

Lyric

Seisaitenka (feat. Shikkoku-no Methane)

Roll Natto

無情な風が身体を刺している

薄い上着の裾を握った

街の明かりが僕の背を押す

誰も追えぬよう足跡をかき消して

言葉すらもう吐けなくなった

口からはただ白い息が

痛いほどの耳鳴りを聴いて

誰かが歌っている

黒と白の鍵が待つ間へ

静かに佇むその脚と

最初の一音が心を鳴らした

冷めきった感情に熱を

凍てゆく指に覚えさせたメロディーは

今も頭に住みついて離れない

光灯らぬ夜でも光の見えぬ世でも

変わらず咲き誇り続ける星彩天花

樹氷の影に隠れた記憶は

厚い雪に覆われてしまった

辿る事すら儘ならないけど

微かな胸の燭を頼りにして

沁みる寒気を受け入れたように

凍てども動き続ける指で

埋もれたペダルの雪を払い

いつかの歌を歌う

凍てゆく指が忘れていたメロディーは

今も頭に根を張って離れない

光灯らぬ夜から光の見えぬ世から

変わらず僕を呼び続ける――。

融けゆく指が覚えていたメロディーは

今も頭を響かせて離れない

光灯れる夜へと光の見える世へと

変わらず咲き誇り続ける星彩天花

  • Lyricist

    Roll Natto

  • Composer

    Roll Natto

Seisaitenka (feat. Shikkoku-no Methane) Front Cover

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