初期のイナイチ (LIVE)のジャケット写真

歌詞

錆びついている (Live at 神戸VARIT. 2020/2/5)

171

「お先真っ暗」という

バンド名でやってきて

で、1st アルバム何にしよー

タイトルを、みたいな話なってね。

ちょっと飽きっぽすぎるから僕達は

「『飽き性』にしよう」って。

「Yeah」

「いいやん」ってなったんですよ。

んで色々話し合ってたら

ちと「このバンド名飽きてきた」

って感じになって。

えー、バンド名を変えます。

えー、暫定?暫定、あの

イナイチ、イナイチ、イナイチで。

『171』で数字で

一応意味があるんですよー

こうやって説明せなあかんの

ちょっとあかんよなぁ…。

まさかないと思いきや

意味があって

神戸のバンドなんですけど一応

でも、なんかあのー、全員こう

出身が京阪神のどこかってのが

なくて、「じゃあ京阪神を結んでる

国道171号線にしようよ!」

じゃあ次の曲行きます

ハハッ

昨夜から降り出した

この雨はまだ

夜明けまでつづくらしい

タバコも尽きた

君の手の冷たさを

覚えてるような

この部屋は気だるくて

逃げ出す場所を探してる

君の傷も君の嘘も

見ないふりをして

明かり消して髪に触れて

口づけをした ああ

あの夜の2人の

ロマンスのまねごとは

今もこのベッドの

上に錆びついている

熱いもやが頭にかかっていつからか

この視界が見つけられるのは霞だけ

霞だけ

熱いもやが頭にかかっていつからか

この思考が感じ取れるのは乾きだけ

内に疼くこの衝動を

さらけだすほどに

俺の傷も俺の嘘も混ざりあってゆく

耳障りに音を立てる雨粒のせいで

記憶の底に埋めた面影が

流れ出してゆく ああ

雨に隠れる君の 熱を帯びた横顔を

見つけたあの日から

俺は錆びついている

  • 作詞

    田村晴信, カナ, 171

  • 作曲

    田村晴信, 171

初期のイナイチ (LIVE)のジャケット写真

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うおお

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