Lyric

ゆるゆる　溶けてゆく

その身に封じし　邪気放ち

さらさら　せんせんと

溶かすは　人の業

遥か　遥か　遠い昔に

生まれし　この大地

人は　神々とともにあり

命をつないできた

春に　なれば　種を蒔いて

夏には　川で遊び

秋は　収穫に感謝して

冬は　山を閉じ

遥か　遥か　遠い未来に

引き継ぐこの大地

生きとし　生けるものすべてに

命をつなげるのか

晴れた朝は　小鳥達の

さえずりとともに　目覚め

風に揺れる葉に魅せられて

雨音にまどろみ

じりじりと

太陽が

照りつける　アスファルトの下で

ゆるゆる　溶けてゆく

その身に封じし　邪気放ち

さらさら　せんせんと

溶かすは　人の業