歌詞

忘れたくて

まだ痛くて

指を絡ませ合って

甘いような苦いような

鼓膜を淡く転がす

境界線砂のように泡の中

灰皿には片道だけの夜

ごめんねって気持ちはあるのにさ

ごめんねって口にはしないんだね

なんか馬鹿らしい日々を愛と呼ぶなら

後悔はしないからって許したからだ今日だって

酸素まで揺蕩う

完璧な依存だって

気づいてないでしょ

ただ2人の温度が揃う頃

大抵は異常だって

2人が寝静まる夜のこと

何も無いのに

忘れたくて

まだ痛くて

舌を絡ませ合って

甘いような苦いような

鼓膜を淡く転がす

境界線砂のように泡の中

灰皿には片道だけの夜

今日も味のしない感情にそっと

淡い色の愛をもっと

割れたグラスと心拍と

簡単に忘れちゃった夜のこと

全部手放してしまおうか

完璧な詐称だって

気づいてないから

ただ最後のひとつが消えるまで

大抵は異常だって

嫌いな夜と朝になること

何も無いから

忘れたくて

まだ痛くて

舌を絡ませ合って

甘いような苦いような

鼓膜を淡く転がす

境界線砂のように泡の中

灰皿には片道だけの夜

悲しみだけ残る