歌詞

忘れられない夢　叶う日まで　いつまでも

たった一歩が踏み出せず

淡々と過ぎる毎日

笑って返した何気ない一言に

人知れず傷付いた心

今は先が見えなくても

漠然とした将来への不安

自信を持てず、怖気付いていた

思った通りにいかない現実に

思わず涙がこぼれてしまった日

誰かに八つ当たりしてしまった日

そんな事もあっただろう

心にぽっかり穴が空いたよう

ベッドの中で目を閉じて

未来に輝く姿を想像して

眠りにつく

星の彼方に想いを馳せて

数年が経ち、何も変わらぬ日々

変えられなかった日々に

寂寞の念に駆られていた

いつしか、嗤われるから

口には出さなくなった将来の夢

萎縮してしまった気持ちに

踏ん切りの付かない心

どんなに些末なことでも

うわべだけの言葉だったとしても

一歩を踏み出すきっかけを

前を向ける理由を探していた

背中を押してもらいたがっていたよう

気付かぬうちに抱いた甘え

気の緩みは大きくなり

行動への意欲を失わせていた

たまたま寄った喫茶店

ごくありふれた応援ソングが流れていた

普段なら耳にも止まらないメロディ

胡散臭いと一瞥するメロディの旋律が

自身の境遇と重なり、酷く心に刺さった

胸の奥に火が灯った感覚がした

余所からすれば、取るに足らない熱量でも

長年燻り続けてきた気持ち

憧れすぎて手を出せなかった、この気持ち

夢に向かって挑戦を始めるには十分だった

その足取りは軽快なスキップを踏んでいるかのよう

周囲の反応を伺う日々

成長を実感できた日々

息つく間もないけれど

確かな充実感に満ちた毎日に

自然と笑顔が溢れていた

まだ見ぬ出逢いに想いを巡らせ

かけがえのない偶然　胸に刻んで　いつまでも