冥婚 (feat. 重音テト)のジャケット写真

歌詞

冥婚 (feat. 重音テト)

鳴木素数

水平線を指でなぞった

箱詰めの世界を忘れたくて

大丈夫私はきっと

言い聞かせるように呟いた

ガラスの笑顔 擦り減る心

レールを走るだけの物語

どこまでも広がる空が

なぜか愛おしく感じた

誘われた君のことを

「逃げ出した」と薄笑ったけれど

今分かったよ そっか、君は

全部分かってたんだ

ラムネの中で響く残響

あの夏の日の欠片蘇る

繰り返す嗚咽はこれで終わり

潮騒に抱かれたまま目を瞑った

果てなき青に手を伸ばす君

「一緒にどう」と微笑んだ

喧噪に紛れた振りして

本当はその意味を知っていた

君はずるいよ この苦しみを

味わうことがないなんて

生きた証がほしかった

それも無理だ 笑えるね

手渡された一枚の紙

二人の名前を書くだけの紙

「書けないだろ」と笑う君に

負けたくなかったんだ

ラムネの蓋は歪に曲がり

二度と取り出すことは叶わない

この海の果て遥か彼方に

君と私がいた「証」漂っている

  • 作詞

    鳴木素数

  • 作曲

    鳴木素数

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