Lyric

嗚呼

インタールード挟んで退場

会場撒いたオイルライター

焦げた空気に踵を返す

排他上等我らのシュプレヒコール

もう飽いた人の味

アスファルトに吐いた世迷言

窮鼠亡霊のよう

酷く崩れた先は視界不良

バグってく思考回路で

消息不明の証明探す今日だ

あぁ下らねぇ

大敗的想像

Ding-dong

音を紡ぐ渇望で生きている

虚栄心とか 痛みだとか

全部どうでもいいからさ

嗚呼

インタールード挟んで退場

享楽ばっか吸って吐いた

口先だけの気取る道化師

醜悪疾うに興味すらないわ

断頭台に上がって罪状

心臓ばっか吊ってないか？

擦り切れたとて成り下がるなよ

頭空っぽ堕落の共犯者

どうせ　他人事

ダクトテープで繋ぐ理由はどう？

空疎　理解不能

所詮人の形した伽藍堂

棚上げ続け宙に浮いた

他罰な君誘った睡魔

足りない 足りない 足りない 足りない

ああ

胸裏喰らうリセット願望

才能なんて大層な形容

塞いだ将来しょうもないな

膝を抱えた果てにゃこのまま

エゴも出せずに死んでいくようだ

人間性も掃いて捨て決行

突っ立ってる時間は無いわ

引いた白線踏んで消しては

地を這うよう躍らせて頂戴な

余る程に抱えた林檎が零れゆく

払う代償　不安培養

ただ一つ残るこれに縋ってた

路肩に転がる腐った幸福を

拾わずに進む迷路

嗚呼

インタールード挟んで退場

誰も救っちゃくれんようだ

インタールード挟んで退場

厭世ばっか吸って吐いた

唇伝う 血を拭っては

ふらつく足を前に出すだけだ

食傷気味な退廃の痛みを知る者だけが

眩い光を辿れんだろ

最後に笑え

孤独の信仰者