十九のジャケット写真

歌詞

年輪

陽炎を車輪で引き裂いた

アスファルト蒸し返す匂いがして

ただ泣くだけの蝉と一緒に

帰った事思い出した

あの頃は伝えたいことも言葉に

出来ずただ涙流すだけ

他に表す術が無くて

何も知らなかったの

君と行く阿佐ヶ谷までの風景

思い出すのは何故か

いつも晴れの日ばっかで

なんかむかつくんだよ

あゝ君の呼ぶ声が遠くなってゆくほど

大人になってゆく

あの不安定な日々が夏に溶けてしまって

少し寂しいだけよ

最近の私と言えば少し

おしゃべりが上手になったこと

前より可愛くなって踵のある靴も

似合うようになったのよ

もう君の囁く声も忘れた

もっと優しくしてあげられたら

よかったのになんて

思ってもいつの温度もまた訪れはしない

あゝ君の呼ぶ声が遠くなってゆくほど

大人になってゆく

あの不安定な日々よありがとう

私 今とても幸せよ

  • 作詞者

  • 作曲者

  • レコーディングエンジニア

    篠塚将行

  • ミキシングエンジニア

    篠塚将行

  • マスタリングエンジニア

    篠塚将行

  • ギター

  • ボーカル

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