歌詞

夕陽が溶け出した

景色がまどろんだ

膨らんだ道で影を重ねあった星晶

揺れる君の髪が波打ち際みたいだ

落書きな想いも麗しく撫でた

その温度知ったから孤独もやってきた

言葉になる前にひとりで生きるから

それまでは

ねぇどうか、鈍感で透明で罪深い友達でいて

好きでいさせて

晴れやかに飛び込むこの空気が

道草にざわめくこの好意が

照り返る日差しの中に

君を隠した

弾ける泡越しに君を見た

これが私の恋だって悟った

早起きに慣れた　遅刻もずっと減った

偶然なふりをして一緒に居たかった

将来の話はあまりしてないけど

あくび移せるくらい近くに居れるかな

いつまでも

ねぇどうか、この声が切り取った風景が宝物だって温めさせて

あでやかに彩るこの空気が

夢にまで出てきたこの好意が

思い出に消えてく前に君を探して

下駄箱で彷徨う足あとに

「走って追いかけなよ」ってつぶやいた

駆け出した！

晴れやかに飛び込むこの空気が

道草にざわめくこの好意が

雨上がる日差しの中で

咲く無垢の花

弾ける泡のように君を見た

これがぼくらの解だってわかった

手を握った

手汗バレた

楽になった

溶けるよに寄りかかった

ちぎって舞った未来予想降り注ぐ

惹かれあった

悲観しあった

光になった

春夏秋冬を振り返って笑った