Lyric

いつからこんなに　外を見てる

錆びついた窓は固くて　もう諦めた

叩いても叫んでも　声は消え

枯れ果てた夢の中へ　逃げ戻る

見つからない　パズルピース

いっそ壊して　全てを

砂漠のような　心に咲く花は

どうしようもなく　小さいけど

風が吹き始めた　流されてく乾いた空気

少し開いた扉のその先にある未来（あした）

握りしめ過ぎた手　ゆっくり解き放ったなら

この小さな花　胸に

がんじがらめの過去は振り返らず

気がつけば　後追ってくる

正体不明の黒い影が

絡みつく　深い闇　走って叫んでひとり

気づいて眼を　開けてみれば

そこにもう　カベはない　掴んでその光を

雨が降り始めた　花びらをそっと撫でる

踏みしめてる　この足で　「自分」という名の大地

くだらない思い出　ぐっと拭い去ったなら

チカラを抜いて歩き出す

何度でもここから始める

風が吹き始めた　流されてく　乾いた空気

少し開いた扉のその先にある未来（あした）

壊れかけの記憶に　操られるくらいなら

ためらわずに捨てていこう

何度でもここに花咲かせるから