

青い空を駆ける風が
君の髪をそっと揺らして
笑い声が弾けるように
夏がまた始まったんだ
遠く続く電線の向こう
描いた夢がまだそこにある
忘れかけたあの痛みも
今なら愛しく思える
走れ、太陽の下で
光を追い越して
二度と戻らない今日を
胸に刻みながら
いつか終わる季節でも
この瞬間は永遠
「またね」と手を振る君が
眩しくて泣きそうだよ
汗ばんだ手、繋ぎながら
語り合った秘密の話
くだらないことで笑い合い
時が止まればいいのに
放課後の空、オレンジ色
寄り道した帰り道さえ
すべてが宝物になる
そんな気がしてたんだ
叫べ、あの日のように
風に声を乗せて
僕らだけのメロディが
雲を突き抜けてく
たとえ未来が違っても
思い出は消えない
君と過ごした夏の日
永遠にここにある
夏の終わりを告げる蝉が
最後の歌を響かせても
君と見たあの景色だけ
色褪せずに残ってる
走れ、最後の瞬間(とき)を
涙に変わる前に
「さよなら」より「ありがとう」
伝えたかったんだ
空に浮かぶ入道雲
見上げて誓った夢
また会えるその日まで
僕らは進んでいく
- Lyricist
lotokunn
- Composer
lotokunn
- Producer
lotokunn
- Graphic Design
lotokunn
- Programming
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- Other Instruments
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