Lyric

花は盛り　　月くまなきのみ

垂れ込めては　　春　行方深く

いつの頃も　　変わらない運命（さだめ）

異を求めて　　繋がろうとする

君想えば　　紅く染まりゆく

止まったまま　　満ち溢れてゆく

薬指起てた先に

未来の丘を登って

《愛する》《愛さない》

春の桜を数えれば…

花のように　　咲き誇るように

逢えない時も　　想ってほしい

何も言わずに　　何も聞かずに

私の存在（こと）を感じてほしい

優しく　哀しく　切なく　儚いまま

初終（はじめおわり）こそ　おかしけれよ

情けひとへ　　色好むいはめ

つぼみ姿　　胸膨らむでしょう

青掛かる頃　　胸空かすでしょう

瞬きさえ　　忘れる程

君の心　　奪いたい

裸のままでいい

此処から　目を　離さないで

花のように　　散りゆくように

溜め息でさえ　　乱れるように

何も触れずに　　何も待たずに

愛されるなら　　消えていくから

妖しく　無邪気に　情けもいらないから

私のカラダ　　引き千切る

残酷なままでいいよ

その代わり　　君のココロを

必ず移らせてあげる

花のように　　咲き誇るように

逢えない時も　　想ってほしい

何も言わずに　　何も聞かずに

私の存在（こと）を感じてほしい

優しく　哀しく　切なく　儚いまま