Lyric

Ah, 窓の隙間を　通り抜ける風が

頬を冷やして

Ah, 過ぎ去った日々を　今も想うの

涙枯らして

ずっと側にいる　そう信じてた　あの頃

離れずに二人　永遠の夏を　謳うの

Ah, 裾からのぞく　白い足首が

眼に焼きついて

Ah, 特別な時を　過ごしてたこと

僕に告げるの

今はどこにいる　何をしてるの　君の

細い肩を　引き寄せたなら　きっと

月火水木金土

日夜探してる心境

風で揺れる青い葉たち

太陽燻らす影の形

地面に張りつく湿り気

蒸発され

供養されるまで

腰を下ろして待ってる

雨に殴られ足掻いてる

胡座をかけぬ絵空が

きみの感情をかき混ぜ

濁らせ腐らせ追いつめる

過去を散らかして問いつめる

喋りすぎている言い訳

声には出せない言葉で

喉を枯らしてるここまで

出ているけれども怖くて

S.O.S.消すことばかり

決して助けない自分を

圧して知るよしもなくして

何事もなくふる舞う

風で揺らぐ青い気持ち

太陽が焦がす苛立ち

急かされ狭めるキャパシティ

何もできずため息

始まりからすでに分かってた

はずなのに誤魔化してた

終わりの呪文を決めれず

解けない紐で縛ってた

喋りすぎるのは良いわけ

ないのに尖った言葉で

喉を腫らしてるここまで

来ている孤独も疲れて

地平線の先で咲く花

名前を忘れたカナリア

悲しみを諭す平仮名

生まれて死んでく片仮名

記憶の中での眺めは

彩度明度も曖昧で

退屈な日々を色づけ

懐かしんで探してる

再び広げたキャンバス

白く塗りつぶし佇む

場所　時間と距離感

地図の描き変えがはじまる

あるところにあったもの

あるところから消えたもの

ないところに来るもの

地図の描き変えをはじめよう

Ah, 帰らぬ日々を　何故か夢にみたの

眩しすぎて