歌詞

再び、出会う為、魔法を唱えましょう。

さあ、魔法を奏でる五つの螺旋の上、握り締めたアミュレットは泥だらけになっていました。

繰り返し続いて逝く歴史の中、オリジナルは僕達。生涯、音階。命を懸けて紡ぎます。

幾千、幾億の言葉を、詠え。

あれから巡る廻るって時間は流れまして、そう言えば色々な事も有りましたけど…

あの頃と比べたら僕達って、なんだか…強い強い絆みたいな気持ちが芽生えた気がしているのです。

シャボン玉が弾けたら、もう二度と失くさない様にって、

透明な、ガラスで出来た箱の中に閉じ込めて置く事にしました。

それは、きっと、絶対、僕の大好きなマーブル模様の物を選ぶ様にと、

星の記憶によって定められていて、名を刻む際、水性のペンは弾けてしまうので、

「油性のペンでお願いします！」なんて、わがままな声が聞こえてきたりします。

さあ、魔法を叶える五時の憂鬱の所為、踊り明かすシルエットは四分音符の姿をしていました。

付点八分が真夜中にデコレートしているのはショコラ。僕達は一体、何を飾り着けるのでしょう。

再び、出会う日を、謳え。

十年後。ずっと、隣にいてくれませんか。百年後。きっと、この歌は、終わらない。

千年後。もっと、隣にいてくれませんか。万年後。そっと、この歌は、眠りにつく。

僕達。と、君達。の、過去。も、現在。も、全部、未来。へ、繋げてみせよう。

雨が上がり、ベタベタした身体。頭上には虹架かり。

飴が上がり、ドロドロした身体。心臓まで蕩けよう。

ねえ、魔法を絡めるキャラメルを舐めて、歌い続くメヌエットに四分の休符を贈りました。

不眠不休が続く「おはよう！」 には、チョコレートをどうぞ！と、贈らせて頂きます。

いつまでも、透明な、ガラスで出来た箱の中に閉じ込めた君が、笑える様に。で、御座います。

〇〇、魔法を奏でる五つの呪いは又、眠り続けたアンデッドに『SIMカード』を挿入しました。

君達の脳内、クラウド化された記憶に残して欲しい。と、心より、お願い申し上げます。

過去の僕達と、この歌を、いつの日も忘れない様に。と、心より、お願い申し上げます。