Lyric

あぁまた思い出を　きれいに塗り替え

落ち着きを取り戻す　あきれた日々繰り返す

途切れた雨すらも　気づけないほど

ただ今目の前の　ノルマに手を尽くす

それでも消えそうにない記憶はまだ

頭の中でそっと呼吸する

暖かい空気　霞む道の先

かなわないことを　数えてみても

思い出の中へ　音のない場所へ

いつか振り返る時が来るまで

あぁまた移り行く　季節模様を

重ねていくのだろう　向かい風の帰り道

いつか頼りない約束を繋いだ

ときどき鮮やかによみがえる

映る何もかも　その理由も知らず

受け入れようとした　戸惑いの中

無邪気に伸ばした手が導く先

たどり着いたのは　澄んだ夕暮れ

せめて終わりのときに　微笑みをと願うだけ

どうして遠く離れていくほどに

こんなにも近くで輝き出す？

翳りゆく空と　滲む道の先

手にしたものをただ　眺めてみても

行く末色づいて　また別の世界

振り返る時をただ待つだけ

恐れず伸ばした手が導く先

誰も知り得ない場所で会いたい