帰りたくない。そう思ってきたのは
最近になってからで
なんとなく見た夕方の空が
夜になるのを拒んでた
不安を抱えて数年前の今日
1人で上京した事を未だに覚えてる
右も左も分からず電車に乗って
迷子になったりもしたな
ひと月もすれば慣れていって
忙しい日々が僕を襲う
不安から逃げようとするたび
地元の人たちの顔が浮かぶ
前に歩くたびに目的地近づくけれど
後ろを見ればみんなは遠ざかる
帰る場所は今どこにだってあるけれど
向き合うべき場所はここにしかない
夢追いかけるとき 壁に当たるのは
誰にだって経験することなんだからさ
手放すことは簡単なことだろ
自分にとって大事なものとは一体なんだろう?
不意に携帯が鳴ると
よく見れば親からの電話
珍しいなこんな時間なのに
でもなんか寂しげに
「早く帰ってきて」といつもなら言わないことを
言われ僕も必要とされてるな
恵まれすぎたことが嫌で仕方なかったな
自分の成長をとめてしまうから
1人きりの夜は考え事ばかり
先の見えない日々が怖かったんだ
1人夜空星を見つめてみんなを思う
自分だけが辛いと思わぬように
短い時間の中どれだけ前に歩けるかな?
足を止めることだけはないように。
前に歩くたびに目的地近づくけれど
後ろを見ればみんなは遠ざかる
帰る場所は今どこにだってあるけれど
向き合うべき場所はここにしかない
- 作詞
yuske
- 作曲
yuske
白い女神の下で の“少年上京物語”を
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