孤月を残してのジャケット写真

歌詞

孤月を残して

テンジクアオイ, 那由歌

夜風に混じる金木犀の匂いが

蒼い季節を攫う

孤月を残して

宵闇

月だけ浮く 白く

あなたの声さえも忘れてしまった

月明かりの坂 ひとり歩いた

伸びた影だけが夜の深さを知る

雲に隠れた光は何も言わず

闇の果てへ流れ消えていく

水面に浮かんだ記憶 霞んで

見えないまま手を伸ばした

二度と掴めることはない

揺れた紅だけが残る

見上げた空の広さ 星の無い

欠けた月によく似た 頼りない心でも

何度も形を変え 月はあり続ける

満ちる夜も 細く消えそうな夜もあるけど

遠い新月の黒へと消えた光が

何度も同じ空へ帰るならば

この痛みさえ終わりではないのだと

凍てた光の中気づく

消えない後悔も

なお歩こうとする足音も 私だ

暁はきっと来るから

東雲の空へ いこう

今またもう一度だけ

空を見上げ歩く

白露の明け方は青

夜をほどきはじめ

残っていた月が空へ溶け

あなたの影を抱いたまま

新しい季節へ

  • 作詞者

    テンジクアオイ

  • 作曲者

    テンジクアオイ

  • プロデューサー

    テンジクアオイ

  • プログラミング

    テンジクアオイ

孤月を残してのジャケット写真

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孤月を残して

テンジクアオイ, 那由歌

  • ⚫︎

    孤月を残して

    テンジクアオイ, 那由歌

もう届かない人がいる。
もう戻らない季節がある。
残された痛みは、今もここに。
消えない後悔も、なお歩こうとする足音も──私だ。
夜が明けていく。

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