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フィンセント・ファン・ゴッホ---------20世紀を代表する、言わずと知れた印象派の画家なことは誰しも承知だろう。
本楽曲は前作に続く絵をテーマとした楽曲であり、鈴木諭氏がゴッホに出会って受けた衝撃を歌にしたものである。
ゴッホの絵はさながら生きているようであり、その感情というものを絵筆に滴るほどに塗り付け、それを何の躊躇もなくキャンバスに叩きつけているようだ。
そんな絵を見て同氏は、説明のつけようがない感動を覚えたという。
「こんがらがって」とはまさにそんな感情の事を言い表しており、頭がこんがらがる、すなわち論理を飛び越えた圧倒的な創作の力を端的に言ったものだろう。
是非機会を見つけて生でゴッホの絵を鑑賞し、こんがらがった頭で聞いて貰いたい一曲だ。
秋田県出身の音楽人。多数の楽器を自身で演奏しながら音源制作を行い、20年に1stアルバム『季節を透いて見る旧時』・21年に2nd『アトピーのうた』を発表。22年にはインスト和風アルバム『音筏』及びシングル3曲や23年にもシングル2曲を発表するなど関心の趣くままに多種多様な音楽を創出。 とくに代表曲である『犬の川』はライブ演奏を通し多数の人間から「これは犬の楢山節考だ」などと激賞され、『アトピーのうた』は自身と同じようなアトピー患者の方にじわじわと支持を得ている。 23年よりライブ活動に力を入れ始め、秋田弁ブルースや地元民謡も唄うなど、自身の郷土を見つめ始めた。
哥処 墨林庵