歌詞

『三崎ラプソディ』

京急線に揺られて

君とふたりの朝が来る

終点の三崎口は

あと少し もう着くよ

⁡バスに乗って坂を下れば

港の声が踊ってる

マグロ串ひとつ買って

はんぶんこしながら笑ってる

猫のあくびにさそわれて

干物屋の横をすり抜けた

「これおいしそう」とキミが言う

その笑顔に惚れ直す

マグロ丼に大根みそ汁

あふれる湯気が 恋みたい

黄色い遊覧船で

海中散歩をしてみよう

カモメと一緒に海風浴びて

さわやかで気持ちいいよね

⁡

城ヶ島へ渡る橋の上

風がシャツを揺らしてた

砂まみれのサンダルで

灯台目指して歩いてく

キミが「疲れた」ってつぶやく

黙って差し出すペットボトル

二人だけの冒険みたい

どこか遠くに来た気がした

ソフトクリーム溶けてく夏

くちびるよりも先に 笑い声が

帰りのバス停、肩寄せあって

“また来ようね”　見つめ合う

⁡

港の風と街の人が優しいよ

もうすぐで海に沈んでいく太陽

さよならなんて言いたくない

また逢いに来る

三崎ラプソディー

三崎ラプソディー

三崎ラプソディー