歌詞

モロッコの夜に灯るランプの下で

ミントの茶燻らせ語る昔話

ウクライナの畑風がそよいで

向日葵の種に希望を託す

アメリカの丘にブルースが響き

メキシコの朝カラベラが笑う

違う日々がどこか似てる

それがこの星の不思議なところ

違いは宝この星の模様

ひとりの物語が空を染める

君の声遠くの歌

繋いでいこう私たちの星

スペインの街にフラメンコの足音

情熱の火が石畳に舞う

コスタリカの森で鳥が歌えば

静けさの奥に命がざわめく

セネガルの太鼓夕陽に合わせ

イタリアの窓辺カンツォーネが揺れる

日本の神楽鈴が空にほどけて

見えないものにも舞いで応える

イスラエルの丘祈りの壁に寄り添い

古の歌が星を照らす

フィリピンの海竹のダンスが跳ねて

潮風の中に笑いが響く

言葉は違う心は近い

涙の理由はどこも同じ

遠く離れていても

ひとつの夢を歌っている

ロシアの雪原バラライカの響き

イタリアの丘葡萄の陰

すべてがこの空の下

いくつもの命のひとつの歌

国境の線も歴史の壁も

越えて響け未来のメロディー

ひとつの星にいくつもの歌

それを歌にして分かち合おう