

午前三時の静けさの中
部屋で一人なにもしていない
スマホに流れる無意味な通知
心はぽっかり空白のまま
なんだかすごく不安がよぎって
なかなか眠れない
古びたソファの上で
ローファイを聞いている
ここでは何も始まらない
誰も来ない 小さなわくせいで
時計もカレンダーも無い世界で
ただ風だけが揺れている
何も望まない、そんな夜が
きっと一番優しかった
窓を開けても いつもと同じ
やけいがみえる
耳を澄ませば、何か聴こえる気がして
机の上のあかりを消す
「もういいや」
そんな言葉さえ 飲み込んだ
ここでは何も始まらない
何かが終わることもない
流れることのない時間の中で
静かに閉じたまぶた
全てを手放した後
まだ残る小さな温度
それだけを頼りに
そっと眠りにつく
- 作詞者
USAP
- 作曲者
USAP
- プロデューサー
USAP
- その他の楽器
USAP

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The Blank Planet
USAP
「The Blank Planet」は、深夜3時の静けさと孤独感をテーマに制作された、日本語ローファイ・バラードです。歌詞には「誰もいない小さな惑星」「時計もカレンダーもない世界」といったフレーズが登場し、すべてを手放した後に残るわずかな温もりや優しさを描いています。
楽曲構成は非常にミニマルで、ドラムやベースを一切使わず、エレクトリックピアノと微かなアンビエント音、ささやくような女性ボーカルだけで成立しています。60〜70BPMのゆったりしたテンポに長いリバーブやポーズを加え、あえて“間”を大切にした仕上がりです。
この曲は、眠れない夜や集中したい作業時間、静かな夜の読書時間など、日常の“余白”に寄り添うことを意図しています。また、過剰な感情表現を排し、リスナー自身の感情や情景を重ねられるような余地(余白)を残した作りになっています。
時間や場所を超えて、ただ静かに流れる音楽。そんなコンセプトのもと生まれた曲を、ぜひあなたの夜のお供にしてみてください。
アーティスト情報
USAP
80~90年代に流行したシティポップを現代的にアレンジした「NEO CITY POP」。USAPとNORAによる完全オリジナル楽曲は音源もMVも自身で制作し、ローファイ、エレクトロ、ジャズを融合、懐かしさと新しさを表現しています。仏Groover Global Chart Top500に複数曲がランクイン、海外でも「新時代のJPOP」と高評価を獲得。 こんな方におすすめ ・シティポップやオリジナルJ-POPを探している方 ・80-90年代サウンドを現代風に楽しみたい方 ・Lo-fiやエレクトロを活かした作業用BGMを探している方 ・ストーリーやキャラクターを感じられる音楽を楽しみたい方
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