歌詞

バス停に腰掛けて君を待つ

懐かしいだけのこの風景は

何も知らないあなたに送る

ささやかなひと時の招待状

桜咲く、桜咲く

あなたの心に今桜咲く

見慣れた並木で笑うあなたは

当たり前の日々でも桜咲く

桜散る、桜散る

私の心に今桜散る

無邪気な笑顔で覗く瞳が

私にもうつるから桜散る

寄り添う時も置いていく時も

暖かくも冷たくもある街

一つ一つを手に取るように

少しずつで探してみる

一つ一つの積み重ねが

確かに終着点へ続く

涙散る、涙散る

何でもない空に今涙散る

涙では語り切れないと

あきらめていた街に涙散る

よく見える、よく見える

気にも留めない風景

思い出は数え切れないほど

通り過ぎた日々の中にある

桜咲く、桜咲く

あなたの心に今桜咲く

見慣れた並木で笑うあなたは

当たり前の日々でも桜咲く

桜散る、桜散る

私の心に今桜散る

無邪気な笑顔で覗く瞳が

私にもうつるから桜散る