咲花-サカナ。-コレクション?のジャケット写真

歌詞

黒猫と花火

咲草かなで

陽の差さない森に 迷った黒猫。

さっき擦り剥いた足に血が滲む。

保護色。暗い闇に紛れ込み目立たない。

泣きたい私には都合が良い。

そんなとき、辺りに大きな音が響く。

本能が怖がった、微熱。

まるで、ストロボのような光の粒が、夜を身に纏う私ですら照らすの。

聞いたことがある。これは花火といって、真夏、一瞬の花を咲かせるらしい。

視線に気付いた。右斜めうしろ。

多分、男性。歳はまだ若い。

思わず、逃げようと踏み出した足がもつれ、バランスを崩したその先に。

彼の手が「不吉」な私を包み込んだ。それなら、私は受け入れる。

不覚。ぬくもりはとても心地よくて、彼を待っていた、そんな気さえするけど。

そうだ、これはきっと、この景色のせいね。彼の胸の位置。そこから花火が見えたの。

でもね、本当は全部気付いている。彼も、ぬくもりも、花火も幻なの。

私、少しだけ、眠たくなったけど。生まれ変わったら、また花火を見に来たいな。

枯れた花火から、眠る黒猫に、雨が降り注ぐ。

  • 作詞者

    Sakana

  • 作曲者

    Sakana

  • プロデューサー

    Sakana

  • レコーディングエンジニア

    Yuki

  • ミキシングエンジニア

    Yuki

  • マスタリングエンジニア

    Yuki

  • ギター

    新橋朱里

  • ベースギター

    Yuki

  • ドラム

    Yuki

  • キーボード

    新橋朱里, Yuki

  • ボーカル

    咲草かなで

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アーティスト情報

Euphoria

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