君の微風が胸を揺らして
僕をすり抜け草木をなびかせる
君の好きな色の花咲く季節
素朴な好みすら愛しく思える
陽が落ち色を変えた雲に手を伸ばす
決して触れやしない
それはまるで心の裏側
手を繋いだって人肌が触れてるだけ
君が笑うだけ
モノクロの夜に咲く火の花が
煌めいて空に響く音が
微風(️かぜ)の匂いも 宵に舞う燈も
君と僕の中の消えぬメモリー
”どんな歪な形でも”
って想いをのせたら僕のエゴ?
夏の悪戯 言葉届かず
それを知りもしない君を眺めている
いつだってどんなときだって
横に君がいてほしいけど
時の流れが許しはしないだろう
偽って取り繕って
笑っていれたらいいけど
君はそれを許しはしないだろう
儚い眩さ 消えていくのは刹那で
愛は散った 無情な程に
想いは風に溶けてゆく
モノクロの夜に咲く火の花が
枯れ落ちて空に響く音が
微風の匂いも 宵に散る燈も
君を忘れないためにあるメモリー
”どんな歪な形でも君といれたら”は僕のエゴ
夏の悪戯 想い届かず
モノクロの夜の風を受けて
君が好きだった色眺めている
- Lyricist
VER-BLUS
- Composer
VER-BLUS
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