

鍵を返した帰り道
ポケットの中 まだ君の癖がある
強がるしかなかった今日が
本当の終わりだなんて
信号待ち、目を伏せた
あの頃みたいに笑えない
手をつなぐ未来 もう来ないって
やっと今 わかったんだ
泣いていいかな 今日は
平気なふり もうしなくていいかな
君の名前が溢れるたび
胸の奥が 軋む音がする
好きだった ただ、それだけで
世界が壊れてしまうなんて
コンビニの灯り やけに白くて
二人で選んだアイスが刺さる
ふと見上げた空に星がない夜
今の私に ちょうどいいね
あんなに近くにいたのに
どうしてすれ違ったんだろう
何も言わずに黙った背中
最後まで君は 優しすぎた
忘れられるかな いつか
この痛みも 時間が流してくれるの?
君のいない明日を歩く
想像さえ まだできないけど
ごめんね、ありがとうって
何度も繰り返すだけ
泣いていいよね 今夜は
君のぶんまで 泣いてあげるから
終点のホームでひとり
もう戻らない景色を見てた
君がいた すべての日々を
愛せたことだけは 本当だよ
- 作詞者
mia
- 作曲者
mia
- プロデューサー
mia
- その他の楽器
mia

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終点、君のいない夜
mia
「終点、君のいない夜」は、失恋した“その日”のために書かれた静かなピアノバラード。
強がることもできなくなった夜に、ただ静かに涙を流すための一曲です。
君の不在が現実になる瞬間、胸に残った温度と記憶だけが音になる。
愛していた日々を、そっと見送るために。