Lyric

風立ち　飛ばされ

真夏のエロと消えた

水際　溺れた　覚えた　蜜の味

青い日　お別れ

朱夏へとひとり向かう

いつしか　こぼれた　器の

痛み分けを

嗚呼　霞むことない記憶

あなたは生と死を問う

美徳化された追憶

人知れず

君と痛み分けをしたら

君はきっと死ぬだろう

そねみの海の中

水っぽい愛しさを分け合える童心

いつか刺されて飛ぶだろう

八月の空へと

傷を舐め合えば　きっと癒える

淑やか　華やか

体が光る　溶ける

いつかの醜い若さと赤い味

哀れに消えてく湿った甘い過去は

いくつか失くした心の埋め合わせを

嗚呼　霞むことないほど

あなたはえぐり取ったの

痛みばかりが沁みるの

当てつけに

君と痛み分けをしたら

君はきっと死ぬだろう

愛憎の海の中

焦がれてゆく涙　返してよ

二度と戻りたくはないだろう

色を失くした日へ

君とする痛み分け　きっと

すぐに君はきっと死ぬだろう

そねみの海の中

水っぽい愛しさを分け合える童心

いつか刺されて飛ぶだろう

八月の空へと

傷を舐め合えば

きっと　きっと

きっと癒える