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遥かな木々の向こうで、
首長麒麟が空を見ていた。
誰より高く、
誰より遠く、
風の流れる先を知っている。
長い首は、
孤独のためじゃない。
まだ見ぬ景色へ届くため。
静かな瞳には、
夕焼けも星空も映っている。
地上を歩きながら、
心だけは雲の近くにある。
首長麒麟は今日も、
背の低い悲しみを越えて、
優しく未来を見渡している。
昔、人は火を手に入れた。 やがて鉄を知り、空を飛び、 ついには星を見上げるまでになった。 だが―― 便利になった世界で、 人の心は少し迷っている。 地球は熱を帯び、 争いはまだ終わらず、 街の灯りの中で ひとり静かに生きる者もいる。 強くなることは出来た。 だが、優しくなることは まだ途中なのかもしれない。 いま人類に問われているのは、 どこまで行けるかじゃない。 どんな世界を残すのか。