

閉館のベルが鳴る 雨が背表紙を叩く
返却棚に残る 名前のない赤い栞
消えた君の影だけ 蛍光灯が縫い止めて
私は鍵を拾った 冷たい銀の匂い
時計は三時十七分で止まったまま
ページの端のインクが「見ないで」と滲む
指先に移るのは 罪の温度
真実は最後のページに隠れてる
Who did it who did it 声が反響する
辿るほどに私の足音が増えていく
栞が落ちるたび 君が遠ざかる
真実は最後のページに 私がいる
地下書庫の埃 息を潜める紙の森
消印のない手紙 封蝋に君の指紋
地図に引いた赤い糸 出口をわざと外れて
鏡の前で気づく 追う影は同じ形
「目撃者さん」って 誰かが囁いた
振り向くたび 私の声が遅れてくる
記憶の余白に 答えが書かれてた
真実は最後のページに隠れてる
Don’t look back don’t look back 灯りが揺れる
鍵穴の向こう 君じゃなくて私がいた
栞を挟んだのは 守るため? 隠すため
- 作詞者
Miay.P
- 作曲者
Miay.P
- プロデューサー
Miay.P
- ミキシングエンジニア
Miay.P
- マスタリングエンジニア
Miay.P
- グラフィックデザイン
Miay.P
- プログラミング
Miay.P

Miay.P の“私がいる”を
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私がいる
Miay.P
閉館後の図書館で、静かな違和感を追っていく一曲です。
ページをめくるほど、空気が少しずつ変わっていきます。
最後まで、目を離さないで。
アーティスト情報
Miay.P
はじめまして、Miay.Pです。 私にとって音楽は、一人きりでは抱えきれない想いをそっと解き放ち、同じ痛みを知る人たちと心を通わせるための大切な架け橋。 誰かを愛せた記憶、遠回りした悔しさ、踏み出せない一歩に込められた勇気……そうした感情は、無理に隠す必要なんてないと感じています。 傷ついた過去や人に言えない孤独さえも、美しいメロディとともに抱きしめたい。 歌声が届くその瞬間、同じ想いを抱えている方々が「自分は一人じゃない」と感じてくれたら、こんなに幸せなことはありません。 人生の行き止まりにぶつかったとき、やり場のない不安に襲われたとき、私の声が暗闇の中でうっすらと光を灯す存在であれたならと思っています。 そんな時間を共有することで、あなたと私の心がひとつの音楽で繋がることを願いながら、一緒に明日を信じるために。 これがMiay.Pとして生きる私の、いまの気持ちです。
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