Lyric

くだいて 飲み込んで

今喉元を過ぎる痛みすらも僕は

昨日の振りをした

うまく泣けるなら

この指のささくれはないだろうな

さけた真皮まで届く傷が

もう邪魔くさいな

ふりかかる火の粉は払えない

消火する間もないする気もない

それが僕のさだめ

くだいて 飲み込んで

今喉元を過ぎる痛みすらも僕は

昨日のふりをした

もう

どこかへ連れて行ってくれよ

ここではない もう過去すらない場所へ

期待した今はない

ましてや未来なんて聞いたこともない

どこかへ連れて行ってくれよ

答えがない問いで満たしてくれよ

そして 閉じ込めて

ああ 描いていた大人には

満足のいく子供にすら

うらんでやしないけれど

目眩を振り切って 嫌いを振り切って

ただ 陽のあたる場所に行けたなら

それで

どこかへ連れて行ってくれよ

ここではない

だけどひとりじゃない場所へ

どこかへ連れて行ってくれよ

答えはない 見つける気もないけれど

期待した今はない 気づかない

だけど 全て過去になっていく

それが

救いだったんだ