歌詞

くだらないのが人間なんです

派手な方に釣られるもんで

やっかみばかり言葉になって

話題になって　大になって

故に蔓延る末梢的ナンセンス

どうやら広大な海に出てきたようで

持ち前の人生じゃ立ち行かない

とさえ思えて仕様がない

それから尊大なお方が幾つか居るようで

間に合わせの言葉をいただいた

「お前の声は届かない」

評論家もセンセイも

揃って叫ぶ言葉は「ナンセンス」

それがあんたらの決め台詞なら笑えるわ

響かなかった奴らの声に踊らされないで

君を嫌った奴らの声に脅されないで

意味がなかったなんて言葉に踊らされないで

君が誓ったはずの言葉に泥を塗らないで

大事にして　贔屓にして

至高で素敵と信じていて

分かっているさ兄弟

出来れば困らない

否定は承認の逆で欲しくないもののはず

ただそいつらは白も黒もなく

ただ壊死を目論む虫（バグ）

「価値のある」「役に立つ」

そんな言を吐きはしない

そうさ兄弟

出来れば困らない

跋扈する形而上の嘲笑の増加

ざっとn^2　予測不能のオーダー

でもそいつらは今にも黙る

称える声に囲まれて

「価値のない」「意味のない」

そんな譫言を吐けやしない

オーケー？

響かなかった奴らの声に踊らされないで

君を嫌った奴らの声に脅されないで

意味がなかったなんて言葉に踊らされないで

君が描いたはずの世界に泥を塗らないで

言葉にして　形にして

誰かの説得に怯えないで

大事にして　贔屓にして

そして最後まで信じていて

分かっているさ兄弟

肯定じゃ変わらない

丸のついた解答を見直しはしない

それでも

君が君のセンスで

あいつがあいつのセンスで

生きてるんなら誰も誰かの先生になんてなれやしないよ