※ Preview may take some time.
※ Preview is not available for songs under copyright collective.
"東京発最強の無名レゲエユニット「ゴーヨン」が9年ぶりの新作「レゲエ・インストゥルメンタル」をリリース。再びレゲエインストに回帰した今作ではリーダーのギタリスト・ヨッシーを中心に東京、NY、ジャマイカ、フランスのミュージシャンによる生演奏にこだわったゴーヨンらしいラバーズロックやソウルジャズレゲエが並び、一般的なレゲエのイメージとは異なる優しくジェントルなオルタナ・レゲエを提案し続けている。
Studio Oneを彷彿とさせるオルガンインストのM1でいきなりシタールソロを炸裂させゴーヨンらしさ全開でアルバムの幕を開ける。ジャズスタンダードをダンスホールリディムでカバーしたM2はモンティ・アレクサンダーバンドのベース、ドラムによるタイトなリディムの上でギターとフルートのコンビネーションを聞かせる。NYミュージシャンの豪華なコラボ・ボーカル曲M3ではラガとソウルインストの絶妙なフュージョンを堪能できる。ジャマイカ録音のM4では、バーニング・スピアーバンドのベーシストがリディムをリードし、日本のホーン隊、そしてリードギターが熱いスカを聞かせる。NYレゲエの生ける伝説であるジェリー・ハリスとヨッシーの共作M5では、メロウなリディムと二人のギターバトルが心地よい。元ジミー・クリフバンドのドラムがリードするバカラックのロックステディカバー曲M6はアルバム唯一の元スティール・パルスのシドニー・ミルズによるミックス。ラテンフュージョンレゲエのM7ではヨッシーのガットギターとNY録音リズム隊の連携が聞きどころ。亡き友に捧げるM8はメロディアスな前半からEボウをフィーチャーした後半のダブまでの展開が見事。再びジャマイカ録音のカバー曲M9では元ダミアン・マーレーバンドのキーボーディスト、ウィンタ・ジェームズやマーレーブラザーズバンドのギタリスト、ビージー・コールマンらによる職人芸が光るアレンジが聞きどころ。NY録音のタイトなステッパM9ではダビーとファンキーの往復がおもしろい。ジャズスタンダードのロックステディカバーであるM11はNY・ブルックリンでオープンリールテープによるアナログ録音がされた粘りのあるリディムにゴーヨンらしいギターとフルートが絡む。M11と同リディムのM12ではヨッシーと長年の友人であるフランス・ナントのアーティスト、ニンジ・カンによるソウルフルなボーカルに加えて彼の友人ポールによるサックスがM11とは全く違った趣向をもたらしている。"
Goyon(ゴーヨン): ギタリスト・プロデューサーのヨッシーを中心に東京にて結成。2010年リリースのファーストアルバム「Goyon」は、ミュージックマガジン誌の年間日本レゲエアルバム2位に躍り出る。2013年には、スティービー・フェイス、フィオナ、トリスタン・パーマなどジャマイカ人シンガーを起用した「West」、元やっほーバンドのニウモ等と共演した日本語レゲエの「East」の二枚のEPを発表し高い評価を得ている。ヨッシーはジャマイカでチナ・スミスに師事し、さらに米国・NYに渡り、2年間ジェリー・ハリスから演奏技術のみならず総合的なレゲエ・プロデュースについて深く学ぶ機会を得る。ジェリーと作り上げたNew York Reggae Vibes EPのデジタルリリースを2015年に行い、さらにNY、ジャマイカ、フランスのミュージシャンとのコラボであるReggae Instrumentalを2024年にリリース。 http://www.facebook.com/goyon54 https://www.youtube.com/user/RS64Records
RS64 Records