Lyric

燃え続ける波を見ている

これから君は何処へ行くの？ 何をするの？

キラキラと輝く複眼で

放火魔のあいつは何を見ていたんだろう？

街は明るくて

全てを呑み込む炎が揺れている

何もできなくて

零れ落ちていく 焼け落ちていく

あの席も

あの写真も

あの海の

あの叫びも

その意味も歴史も忘れて

握ったペンが

綴ったダンスは

眩しい剣が

捨ててしまった

呼吸が浅くなっている

この街はまだ終わらない

灰を噴き上げて燃える通りは

髪の毛が凍るような寒さで

残された焦土はどこまでも清潔で

恐らくそれは

とてもとてもとてもとてもとてもとても

うつくしいのだろう

さあこれがあたらしいせかいだ

うつくしいせかいだ

肺が灼かれそうな街で 僕らは生きるんだ

これから何をすればいい？

君はステップをゆっくり刻み始めている

私にだってできるはずって

裸になって

絡まりあって

叫びまわって

君のリズムで回れよ

鳥になって

魚になって

獣になって

踊り明かして

僕らのダンスは 二度と終わらせやしないんだ