境界線の向こうのジャケット写真

歌詞

境界線の向こう

Yomiuta

失くしたものと 抱えたもの

あの日からずっと 背負い続けてる

壊れた街に 残る記憶は

忘れたいのに 消えはしないんだ

それでも歩いていく 儚い夢を抱いて

変わりゆく世界の中で 僕は僕を探す

境界線の向こうに 手を伸ばしても

戻れない過去が 胸を締め付ける

だけど今 この場所で生きてる意味を

見つけ出すんだ 僕のままで

当たり前が 崩れた時に

気づいたことが ひとつだけあるよ

支え合うことで 強くなれると

孤独じゃないんだって 信じていたい

どんな痛みもいつか 優しさに変わるから

明日へと続く道を 僕は選んでいく

境界線の先には 新しい光

歩き出す勇気が 僕を照らしてる

どんなに小さな希望でもいいから

守り抜くんだ 僕のままで

震えた心を そっと抱きしめて

未来へ繋ぐよ この想いを

  • 作詞

    Yomiuta

  • 作曲

    Yomiuta

  • プロデューサー

    Yomiuta

  • ボーカル

    Yomiuta

  • ピアノ

    Yomiuta

境界線の向こうのジャケット写真

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    境界線の向こう

    Yomiuta

境界線(中山七里著)

この本を読んで、震災で亡くしてしまったもの、抱えざるをえなかったものと、人の中の境界線。当然のことかもしれませんが、未曾有の出来事はその人の価値観や生きる術までも変えてしまう。
それでも前を向いて生きていきたいと思いました。

この曲は、中山七里さんの小説『境界線』にインスパイアされて生まれた一曲です。心を揺さぶる物語に寄り添い、その世界観を音楽で表現してみました。

“境界線の向こうに手を伸ばしても、戻れない過去が胸を締め付ける”というフレーズには、過去に囚われながらも未来に手を伸ばそうとする人の葛藤が込められています。

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