Nullus Front Cover

Lyric

Kakei

Lanuva

さぁ別れを告げよう

木立をすり抜ける

斜陽は闇に讃えられて

平等に僥倖を賜る

目を閉じ、木を撫ぜ、この詩を刻む

一つ一つ、噛み締め、ただ火を待つ

さぁ委ねて救われよう

木立を見やれば

燃ゆる火のまにまに踊る

降誕せし零に焦がれる

目を閉じ、耳を覆い、ひしゃげた声を出す

目を開き、声を聞く、この詩を口ずさむ

夢を見に行こう ここには無いから

手を振ろう 借り物は土に還す

語り部は無く風に舞い

静かに巡らし来る始点まで

身体を説き伏せお前を成す

一片の余念もない

現世では学べることなど無い

夢の中では迷うことなど無い

目を見る、手を引く、この火が、穢れを燃やす

夢を見せよう 終わらない夢を

闇が晴れるよ 輝きの元に還ろう

夢を見るよ 終わりにしたいから

夢を見に行こう 始まりも終わりも同じ

(夢を見るよ 夢を見に行こう 夢を見せよう)

連れ添う優しさのために

あの空を自由には飛べない

白銀の海に佇む凪が答えさ

さよならだよ

もう振り返らないよ

いくつもの言葉を呑んできた

だから火を

俺は火を

この火を

この日を待っていた

  • Lyricist

    Shota Kanai

  • Composer

    Shota Kanai

Nullus Front Cover

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