Metomate CollectionⅠのジャケット写真

歌詞

蓋棺のプロミネンス (2022)

花徒めと

分かち合えない冴えた自信が

核心に触れることないまま

鮮烈に駆け出した残欠には

未来の隔たりがまだ

見えないらしい

力を過信してた日

焼き付いて消えないのは

落としたサイレンを拾い

手を差し伸べたあなたの

あどけない好奇心と

無害な大人の模倣

大抵仰がれた犠牲の希望

きっと臨画の悪魔に選ばれ

捕まる僕は

2度と与えられ続けた

勝利の象徴にはなれないのだろう

こじ開けた扉から

土足で踏み込んだのに

触れられもしないんだ

視界に入れてもいない

いつだって靴をすり減らして

前だけ見ては進んで

手放す矜持も何もないんだよ

絶対的な力は

誰もが持って可笑しくないし

臆病者も多くの挙手で勝利する

僕の憧憬はあなたに

選択肢をあげたうえに

誰もが持てない翼をくれた

きっと積み上げてきた賞賛も

執念すらも

世界の善悪に試されていた

追いつかれないように走れ

失うべき 失いたい

区別もつかないまま

最善策の嘘を吐いて手放したよ

無いはずの矜持 誇りはいつ

誰が弔ってくれたんだ

…薄明に群がる

きっと壮絶な過去も持たない

平凡な僕らはずっと

一人で立ち続けるけど

背後から追い付いた

畏怖の象徴が胸を割かれて

賞賛を受けた

  • 作詞

    花徒めと

  • 作曲

    花徒めと

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同人サークルMetomateの2015~2018年までの楽曲を収録(リマスター)しました。

アーティスト情報

Metomate

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