

白い息がふわり 空に消えていくたび
手袋の中の指 そっと触れてくる
「寒いね」って笑う君の声が好きで
その言葉ひとつで 心まであったかい
イルミネーションの下 寄り道した帰り道
凍った道を踏むと きゅっきゅっと音が鳴る
小さなコンビニの前 肉まんを分け合って
「熱っ」て君が笑えば それだけで幸せで
わざとポケットに手を入れて
君の手をつかまえる瞬間
ドキドキが隠せないの
寒いからって君にくっつける
それだけで胸がぎゅっとなるの
雪が髪に落ちるたびに
「ほら、ついてるよ」って君が近づく
冬がずっと続けばいいのにって
思わず呟いたら
君が「ずっとそばにいるよ」って
照れた声で言うからまた好きになる
白いニットの袖から 指先だけ出して
「冷たい?」って聞けば
すぐに両手で包んでくれる君
歩幅合わせて歩く帰り道
君のマフラーに顔をうずめたら
世界がふたりきりみたいで
寒さよりも強く感じてる
君の体温と優しい仕草
降り積もる雪の中でも
手を離さないで歩いていける
来年の冬もその先の季節も
ずっと隣で笑っていたい
君と見る景色が
全部、特別になるから
夜空にひらひら舞う雪は
まるでふたりの時間を包むみたいで
いつか思い出になっても
この温度だけは忘れたくないよ
ねぇ、もっと近くで感じていたい
寒い夜ほど君に寄り添って
心まで溶けてしまいそうで
震える肩を抱き寄せた君の
その笑顔が未来を照らしてる
雪の街に刻んだ足跡が
どこまでも並んで続くように
冬の魔法が解けるその日まで
ずっと、ずっとそばにいたいよ
- 作詞者
凛音
- 作曲者
凛音
- プロデューサー
凛音
- ボーカル
凛音

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凍える夜に寄り添って
凛音
冬の帰り道、ふたりで手を繋いだあの夜を思い出す曲。
女性目線で描く“寒いからこそ近づける恋”をテーマにした
J-POP × ウィンター・エモ・バラードです。
雪が舞うシーン、手を包んでくれる温もり、
ふたりだけの帰り道
冬特有の静けさと甘さを詰め込みました。



