歌詞

帰り道の街灯りが　二人の影を揺らす

他愛ない話の途中で　ふと黙り込む

近すぎても遠すぎても　上手く息ができなくて

踏み込めないまま笑ってる　弱い僕がいる

君が誰を見てるのか　わかってるつもりでも

心の奥がざわつくんだ

君の笑顔に嘘をつく　平気なふりで

本当はその手を掴みたくて仕方ない

関係が変わるのが怖いのに

どうしてこんなにも　愛しいんだろう

飲み干した缶コーヒーが　少し苦くて

話題を探す沈黙が　やけに長く感じた

「またね」と笑う横顔に　何度も心奪われて

このままでいいなんて　誰が決めたんだろう

言葉ひとつで世界が変わる

そんなこと　知ってるのに

君の笑顔に嘘をつく　大人のくせに

素直になれないまま夜を越えてく

触れたら戻れなくなる気がして

今日もまたひとりで　ため息つく

きっと君も　気づいてるんだろう

この想いの輪郭に

でも何も言わない優しさが

余計に苦しくなるんだ

君の笑顔が眩しすぎて　目を逸らしてしまう

愛してるなんて言葉より確かなものを

心の奥でそっと抱きしめて

明日もまた　君を想う

夜風が頬を撫でるたびに

君の声がまだ　胸に残ってる