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太宰治という生き方
どうにもこうにも許せない、太宰治という個体を
自殺未遂や薬物中毒を繰り返す、太宰治という生き方を
冬の長い青森県五所川原市金木町にも行ってみた
日本の原風景、そしてストーブ列車
何をどうすれば、そういう思考に至るのか
できることなら直接聞いてもみたかった
許せない、嫌い、正反対
それでいて人を惹きつける作品を作る彼
それにインスパイアを受け、この曲を創った私
「人間失格」「斜陽」「走れメロス」「ヴィヨンの妻」
日本文学の軌跡に残した作品群
差し詰め「ダークヒーロー」と呼ぶのは
個々人の見解によるところでもある
深町 隆之介/ふかまち りゅうのすけ。 音楽家、 作家、哲学者としてクリエイトし続けるヒューメイリアン(人間と宇宙人のハイブリッド)。常に自分の気持ちに忠実に、の意を込めた「自己忠(ジコチュー)」という造語を生み出し、啓発本、エッセイ、恋愛小説、SF小説、ホラー、哲学書等々で、「人とは」「人として」を常に問い続ける著書を多数出版。自らの著書はもとより、「著名な文豪たちの作品をLofi(ローファイ)な楽曲で表現する」という極めてユニークなアプローチを得意とする音楽家でもある。一般的にBGMやリラクゼーションとして聴かれることの多いLofiミュージックに、自身ならではの「文学的・物語的な背景」を落とし込むことで、聴覚と視覚(活字)を融合させたスタイルを生んでいる。「Lofi×文学」表現の特徴は、Lofi特有の「レコードのノイズ」「よれたビート(意図的な不完全さ)が持つ温かみや切なさが小説や詩に漂う孤立感、非現実感とが見事にシンクロ。それは「読むBGM」であるとともに「聴く文学」でもある。小説や詩を読みながら、そのLofi楽曲を聴くことで、皆さんを言葉の背景にある空気感や温度感、時代や場所に疑似タイムスリップさせる作品となっている。勉強や作業のお供(日常)として溶け込むLofiビートでありながら、一歩踏み込むと、壮大な非日常の物語(世界観)が広がるという、二面性のある芸術表現。ただ小説を書き、別に音楽を作るという個別の話ではなく、「Lofiな空気感を文学でリトライし、文学の物語性をLofiのビートでコーティングする」という、相互に補完し合う新しい形の芸術に触れてみて欲しい。と願うばかりである。そして「楽曲への想いは凝縮した2分に宿る」「妄想こそが Lofi & Chill Out & 情熱である」を体感して欲しい。