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2021年2月、コロナ禍の中、中村響太郎(gt.vo)を中心に高校時代の軽音楽部の友人であった平田裕(drms.cho)、ナカノ(ba.cho)と共に結成。以降、京都を中心に精力的な活動を続けている。 「モラトリアム」というバンドを語る上で欠かせないのが、ライブの内容である。30分の持ち時間で演奏する曲は、2曲程度。1曲あたりの演奏時間は、15分にも及ぶ。ゆったりとしたグルーブの上で、轟音と歌が鳴る。それらが唯一無二のサウンドを形成し、海や宇宙のような壮大さを想起させる。影響を受けた音楽は、ギターロック、シューゲイザー、オルタナティヴ、ダブ、J-POP、アンビエント等、多岐にわたる。メンバーそれぞれのバックグラウンドにある音樂を最大限に引き出し、自分たちが素晴らしいと思える音楽を、日々探究している。 決していわゆるメインストリートとはいえないバンドではあるが、2022年に大阪心斎橋BIGCATで行われた「十代白書」というコンテストでは、準グランプリを受賞した事があり、少しずつではあるが、日の目を浴びている。