Lyric

「二人よがりで居たい」

なんて言えやしない

君だけでいいのに

ほら、どうしようもないくらい愛してよ

他に何も要らないから

無神経な言葉で不貞腐れた君の

少し後ろを歩く

街灯は足りないし

言葉はかくれんぼだ

何を言えば良いのかな

正解なんて分からないから

またきっと間違えるけど

その度心は近付いていた

「二人よがりで居たい」

なんて言えやしない

君だけでいいのに

ほら、どうしようもないくらい愛してよ

他に何も要らないから

期待は失望になってしまって

「しまった」なんて時間切れになって

あぁこんな筈じゃなかったのに

使い古されたラブソングなんかで

君を思い出した

我儘に振り回してよ

「アイスが食べたい」とか「星が見たい」とか

そんなことだって愛しかったのになぁ

皺の数だけ小言が増えて

忘れていく度笑えるような

そんなもので在れと

信じて今も

「二人よがりで居たい」

想いは拙い

言葉にしたら嘘みたい

身勝手なままで愛してよ

灰色の君から

声が聴こえた

笑ったような気がした

どうしようもないくらい、愛してた

他に何も要らないから

君の心に居させて