歌詞

静かに聞こえている

季節の変わり目が

この街に来てそろそろ慣れた頃だ

退屈な日常

今はどこにもないけれど

それでも今は

このままでいたかったんだ

風に吹かれて

あの雲のように流れてゆきたい

微かに見えるあの空を見て

少し寂しくなった

流れてく季節が今この街にも

何かを見つけるために

高く手を伸ばした

今も暗闇の中で

揺れてく心が今暁になって

光が差す方へ

飛んでくのさ

家までの帰り道

満員電車に揺られて

真っ赤に燃える夕日が静かに

終わりを告げた

変わりゆく街並み

夜の光に包まれて

また今日も一日が

過ぎてゆく

辛いことは全部水に流してしまえよ

今だけはきっと許してくれるから

少しずつ歩いてゆこう

流れてく季節が風に吹かれて

何かを掴むために

今も探している

迷いもあるけど

揺れてく心が今暁になって

光が差す方へ

飛んでくのさ

回り道したけど

本当にこれで良かった

今前に進めるのは

あの時の自分がいたから

流れてく季節が今進んでゆく

何かを見つけるために

高く手を伸ばした

もう一人じゃないから

揺れてく心が今溢れてくから

光が差す方へ

飛んでくのさ