

脈を打つメトロノーム
憧憬と幻滅を行ったり来たり
稚拙な弦と鍵の音の偽装
いつまでこうしている
愛した歌にしがみついたウタ
どれ程の純度でこれを成す
未知の地を徘徊して
いったい僕はどこにいる
ああ なんてしょうもない聴覚
また陳腐な音符の連続を生みだして
代役の列 ドミノ倒しの時をここで待つようだ
教えて僕を
わかんなくてわかんなくて
ただ無色透明が響く
教えて僕を
わかんなくて探して
イナイナイリズム
ああ 繰り返すなぞった感覚
怖がって削ってしまって不完全体
途切れ途切れ刻んで やぶれかぶれ叫んで
ウタは息絶えそうだ
教えて僕を
わかんなくてわかんなくて
ただ無色透明が響く
教えて僕を
わかんなくて 偽物だけは嫌だ
教えて僕を
わかんなくてわかんなくて
ただ無色透明が響く
教えて僕を
耳澄まして刻んだ
イナイナイリズム
- 作詞者
百夜カエル
- 作曲者
百夜カエル

百夜カエル の“イナイナイリズム”を
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