Lyric

浅い呼吸は深く

吸い直して、深呼吸

僕はまだ夢の途中

期待と不安が

喧嘩する心が

弱音を吐いちゃわぬように

削れきった靴底も

穴の空いた靴下も

全部思い出の仕業で

夕焼けに燃える雲を眺めて

10年後の僕に手紙を書いたんだ

ひまわりがこっち向いて

挫けそうな僕に言う

大丈夫だよ

君は君のありのままを

愛してゆけばいい

僕の大切なモノってなんだっけ

本当にしたいことってなんだっけ

自分自身に問う改めて

本当はどう？

正直に話してよ

ふとした雨上がり虹が架かった日だって

土砂降りでびしょ濡れだった日だって

消えはしない小さい手で

あの日に灯した火を

今でも燃やして歩いてゆく

一方通行な道

歩き出したこの命

何気ない記憶達

通学路で蹴った石

ふざけ合った帰り道

蛇口で君と作ったっけ、虹

なあ、10年後の僕よ

格好良くなっててね

見た目も中身もどっちも

親孝行はできてる？

まだ馬鹿げた

青春の浪漫走っていてほしいな

陽だまりがこっちを向いて

クジラ雲が手を引く

気づいたんだよ

儚き世界は

僕の中で脈を打ってる

僕にとっての幸せって何だっけ

本当はしたいことって何だっけ

多分わかってた、最初から

だけどね、言い訳をしてたんだ

時間がないだとか今じゃないとか言ってさ

時には嘘ついて逃げた日もあった

バレないこと背負う方が

よっぽどキツいのにな

枯れ果てた大地で

僕は相変わらず空を見てるよ

萎れかけたこの心に

愛を焚べるように

今日も歌を歌う

明日も明後日も来年もその先も

拝啓、10年後の僕へ現在

2023年4月15日

思いつきで書いてるよ

今の思い、そして願いを

ふとした雨上がり虹が架かった日だって

土砂降りでびしょ濡れだった日だって

消えはしない

小さい手であの日に灯した火は

今でも燃やして歩いてますか？

そちらは楽しくやれてますか？