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2015年10月をもって無期限活動休止を発表したメロディック・ロック・バンド:ACTROIDの中心人物だったTakeshi(G)が、リリースされるはずだったACTROIDの2ndアルバム用に書いた楽曲を、実弟であるNaoki(B)と共に形にする為のプロジェクトとして始動、その後それまでヴォーカリストとしての経験がなかったものの、偶然彼女の歌声を耳にしたTakeshiがその歌声に惚れ込んで加入を打診、ヴォーカリストとしての参加を決めた驚異的なポテンシャルの新人:SHAL(Vo)が加わり、2016年初頭にはバンドとして結成され、THE UNCROWNEDと命名された…直訳すると「無冠の」という意味だが、例え名声が得られずとも、自分達にしか作り得ないクオリティーの高い音楽を作っていきたい、という想いが込められている。
結局SHALの唯一無二の歌声を活かす為、ACTROIDの2ndアルバムの為に完成していた楽曲を全て捨て、新たな曲作りが開始される。それら9曲が収録されたTHE UNCROWNEDのデビュー・アルバム「REVIVE」は、2016年12月16日にBlack-listed Recordsからリリースされ、メディアやファンからも大きな反響と賛辞をもって受け入れられ、2017年に入ってからの東名阪ツアーも大成功に終わったが、5月末の名古屋公演を最後に、BのNaokiが個人的な事情で脱退する。 6月に入ると、バンドは次回リリースに向けての曲作りを開始、ニュー・シングル「TERAS」は、Black-listed Recordsより、2017年10月27日にリリースされる。
本シングルの収録曲は作品タイトルにもなっている「涙」が共通のテーマになっており、作詞を担当するSHALは「涙というものはとても美しいものだと思っています。喜怒哀楽…流れる涙は全ての感情を表せます。泣き虫と言われたって良いんです…だって感情なんだもの。言葉以上のものが、そこにはあります…そんな大切なものをこの作品に詰め込みました」と語る(ちなみに2ndアルバムの曲作りも同時に進行していたが、今回収録の3曲は2018年以降にリリースされる2ndアルバムには収録されない)
Takeshiによるテクニカルなギター・プレイ、SHALのエモーショナルで力強い歌声…前作アルバム同様…いや、それ以上に「哀愁美」と「力強さ」に拘り抜いた新曲が収録されたその作品は、1stアルバム「REVIVE」でバンドのファンになったメロディックHR/HMラヴァーのみならず、メロディーを愛する全ロック・ファン必聴の作品に仕上がっている。
2016年、Takeshi(Gt)とその実弟のNaoki(Ba)、SHAL(Vo)の3人によってバンドが結成される。 同年12月16日にデビューアルバム『REVIVE』をリリース。 ハードロック色の強いサウンドに90~00年代のJ-ROCKを彷彿とさせるキャッチーなメロディーを乗せるスタイルで人気を集める。 2017年5月にNaokiが脱退するが、サポートメンバーを迎えて活動を継続し、2017年10月27日に1stシングル『TEARS』をリリース。 2020年夏、SHALが癌と診断されるが、治療を続けながらも2ndアルバムを完成させた。 しかしリリースを待つことなく2022年8月5日にSHALが他界。 2022年9月21日に2ndアルバム『WITNESS』をリリース。
Black-listed Records