Lyric

齢二十云　この星で四半世紀

いっちょまえなタッパして

いまだ未完成品

時間制限に縛られている身

レベルアップは遠く黄ばんだ経験値

そんなかで生命維持

他人の視線は針　アイアンメイデン

他人の言葉は感染源

耳は貸さず言い張る　大器晩成です

頭の中のイメージは伝わらず遅延

俺には届かないレイテンシー

酩酊した意識

ほんと自己嫌悪　死を蹴ってでも

生に縋る理由を探して

辛抱強く待って

かといって自ら命を絶ちたいとかは

一切思わないし

人と関わりたいのに

人と関わることは苦手で

好き嫌いはない

ってスピーキング ア ライ

そうやってスリーピング

枕濡らして　悪夢　頭蝕むバグ

ブラクラ　足はふらふら

誰からも揚げ足取りなんてないのに

ひとり閉じこもってる　デカい檻

時々自分が不安になる

時々世界が不安になるのさ

時々未来が不安になる

意味もなく無性に不安になるのさ

時々自分が不安になる

時々世界が不安になるのさ

時々未来が不安になる

意味もなくむしょうに

不安になるのさ

不安といっても　いつかは僕に

順番が回ってくるだろうと

指折り数えて待ってはいましたが

この手の十指では

まったく足りないみたいで

アホボケって掃き捨てながら

待ってるって次第です

特に誰かから嫌われている

訳ではないんだけど

誰かから慕われている

って事もなくて

箱の奥底に仕舞われたこの気持ち

しまいには…

なんでもいい

いっそどうなってもいい　なんて

決して口にはしたくなかったけど

ふとした瞬間　感じる虚無感

に　うんざりさせられてる

君は社会適合者

僕は出られない堅い鉄格子から

もう十分絶望はしたから

ねぇ　教えてくれよ

君みたいになるにはどうしたら

どうしたら

時々自分が不安になる

時々世界が不安になるのさ

時々未来が不安になる

意味もなく無性に不安になるのさ

時々自分が不安になる

時々世界が不安になるのさ

時々未来が不安になる

意味もなくむしょうに

不安になるのさ

未来が迫るのに空回る猶予が

最早１ミリも残されていない

なんて知ったら

とっくに生きるのを諦めたら少しは

マシな選択だったなんて

思ってしまって辛いよ