華のジャケット写真

歌詞

ユルビ

しろくま。

地に足をつけてる感覚はないのに

足が重い重いのよそれでも動くけど

キラキラな瞳にフラフラしているの

同じ目線でいたいのに近くではぐれてる

要らない要らない要らないなって

削れば器は小さくなって

支える言葉でさえも

時としては重しになるの

雲を掴むより何よりも

まずこの大地にふれていたいの

でも気付けば沼地に立って

歌っていたんだ

前に、前に、進むことなど

無いよ、無いよ、そんな気も無い

ただジタバタ揺らす足音

沈まぬように浮かび上がるように

この沼地は緩やかに

私を引きずり込んでいる

下がる目線を受け入れてしまうほど

じっくり時間をかけながら

しかし、決してこの足を離さない

ゆっくりだが着々と私を

陽の目から遠ざけている

鈍くなる足音が虚しいね

真っ直ぐな瞳で捉えてはいけない

理不尽で溢れかえって

今すぐに抜け出そうと足掻けば

足掻くほど深くぬかるみにはまって

まっさらな私に戻ろうにも

少しばかりものを知り過ぎてしまった

純朴少女に面目ないけど

人生は後悔の弁明だ

知らないのよ

抗う以外の事を

それでも鳴る鼓動

出来ないのよ

心にもないことは

そうやって知る本望を

前に、前に、進む言葉は

無いの、無いの、一つも無いの

ただ一つを、望めるのなら

浮かぶ心だけは月のもとへ

前に、前に、進むことなど

無いよ、無いよ、そんな気も無い

ただジタバタ揺らす足音

沈まぬように浮かび上がるように

  • 作詞

    しろくま。

  • 作曲

    しろくま。

  • プロデューサー

    しろくま。

  • ボーカル

    しろくま。

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