歌詞

星の無い夜が明けた朝には

明るいきみの声が聞きたい

おはようと君はいつも変わらず

寝ぼけたぼくに微笑みかける

7時半の2番ホーム

このままきみと揺られて

遠い町にまで行けたら

ガタゴトと車輪が鳴る

さよなら、窓辺の町

明日もぼくときみは変わらず

おはようから始まる

物語を紡いでいく

気まぐれに帰り道 途中下車

潮風香る町の片隅

おかえりがひとつふたつとあって

気だるいぼくを迎えてくれる

8時半の町灯りに

浮かんだぼくの想いは

このまま置いて帰ろう

ガタゴトと車輪が鳴る

聞こえる誰かの歌

まるでぼくときみみたいだね

当たり前を重ねて

思い出を集めていく

月明かりはドラマのよう

うつつ眠れば昨日見た

涙に濡れた憧憬

カラカラと車輪が鳴る

ただいま、海辺の町

明日もぼくときみは変わらず

おかえりで終わらない

物語を紡いでいく